2022年3月6日に愛知県西尾市で開催されるにしおマラソンの目標はサブ3.75達成です。
この記事ではコースマップをもとに、にしおマラソンでのポイントおよび私のレースプランをまとめています。
にしおマラソンの概要
「にしおマラソン」は2022年3月6日に愛知県西尾市で初開催されるフルマラソン。
4段階ウェーブスタートで関門時間は最終ウェーブが基準。
最終組も安心して走ることができます。
制限時間が第1ウェーブ基準で、後ろのウェーブでスタートすると制限時間が短くなる大会もある中で、最終スタートを基準に制限時間が設定されているのは嬉しいポイント。
コースはスタートの西尾市文化会館からゴールの西尾公園総合グランドに向けて右回りで西尾市をぐるっと一周するループコース。
高低差は10mも無くほぼフラットなコースですので十分記録も狙えます。
また、エイドには西尾市の特産品である抹茶やうなぎ、えびせんべいも並びます。
サブ3.75達成のためのレース戦略
コース攻略
西尾市は三河湾に面した平野部に位置するということもあり、今回のコースの高低差は10m程度とほぼフラットなコースです。
標高グラフを見ると所々アップダウンがありますが、ほぼ橋やアンダーパス。
走りやすく記録の出しやすいコースではないでしょうか。
しかしながら、今回のレースの敵は高低差ではなく風。
風向き次第で記録が出る出ないが決まりそうです。
その中でも大きなポイントは以下の2ヶ所。
攻略ポイント①19km地点の一色大橋
15kmすぎたあたりから堤防沿いのコースとなり19km地点で一色大橋を登ります。
一色大橋はこのコースの最高標高とほぼ変わらず、また一番の登り下りとなります。
中間地点に向けて少しずつ足に疲労を感じているところでの急な登り下りはキツいものだと想像できますが、さらに厄介なのが海風。
15km過ぎの堤防に出た地点から海風に煽られ続け、さらに橋を渡るわけですから相当しんどい。
今回のレースは感染症対策のためにペーサーがいないので、早めに自分のペースに合った集団を見つけ上手く風除けとして使いながらここを乗り切りたいですね。
一色大橋を渡り切ったら「三河一色産のうなぎ串」が待ってます。
攻略ポイント② 30km~40km地点の矢作川北上
30km〜40kmで田んぼ道を抜け矢作川の堤防を一気に北上します。
南から吹く追い風であればラッキー、風の助けも借りて残り10kmゴールに向かって走ればいいと思います。
しかしながら、ここが北から吹く向かい風だとタイムに響きそうですね。
後半の疲労に向かい風が追い討ちをかけてくるので、諦めて歩いてしまう人も多いはず。
過去の天気を調べると日中は風速10メートル近くになるとか。
30kmの壁ならぬ30kmの風が待ち構えているかもしれません。
地図を見ると北西の風に対して一色大橋付近は向かい風、矢作川堤防は横風と、ハーフ以降が風との戦いになることは避けられず。
ですので、今回は風対策のためにキャップを被らずに出走します。
もちろんキャップを被るメリットもあるのですが、少しでも風を受ける面積を減らすことで風による影響の軽減を優先します。
ペース配分
「にしおマラソン」でサブ3.75を達成するためのペース配分は以下のように考えています。
距離 | タイム | ラップタイム | ペース |
5km | 25’50 | 25’50 | 5’10/km |
10km | 51’40 | 25’50 | 5’10/km |
15km | 1’17’30 | 25’50 | 5’10/km |
20km | 1’43’20 | 25’50 | 5’10/km |
25km | 2’09’10 | 25’50 | 5’10/km |
30km | 2’35’50 | 26’40 | 5’20/km |
35km | 3’02’30 | 26’40 | 5’20/km |
40km | 3’29’10 | 26’40 | 5’20/km |
ゴール | 3’43’14 | 12:04 | 5’30/km |
普段の練習でも余裕を持って走れている25km付近までは、サブ3.75の達成ペース5’19/kmよりも速いペースで巡航し、中盤までに4分程度を貯金。
そして、後半垂れる前に貯金内に収まる範囲で先にペースを落とすことで、サブ3.75を達成するという戦略です。
このスプリットタイム通りに走れるよう練習は積んできましたが、最後は当日の風向きがサブ3.75達成の命運を握りそうですね。