この記事では、5インチ丈でレースにも使えるOnのランニングショーツ、5″Lightweight Shortsを紹介しています。
・軽量のランニング用ショートパンツを探している
・Onの5”Lightweight Shortsが気になっている
On「5”Lightweight Shorts」とは
ミニマルショーツで、最高のスピードを。サポート力のあるインナータイツと軽量の織り素材で作ったアウターパンツが一体化
出典:On公式サイト
On「5″Lightweight Shorts 」の特徴は以下のとおり。
サイズはメンズがS~XXLの5サイズ展開。
もともと販売されていた「Lightweight Shorts」のシルエットそのままに丈を短くしたショーツで、「Lightweight Shorts」と同様インナーブリーフがついた2in1タイプなので下着無しで履くことができます。
また、同じく背面は通気孔のあるメッシュバックとなっており、こもった熱を外に逃がしてくれる機能は引き継がれています。
そして、お値段据え置きで嬉しいアップデートもありました。
「Lightweight Shorts」からのアップデート
ドローコードが調節しやすくなった
「Lightweight Shorts」はウエスト周りに伸縮性のある素材を使っておりフィット感はあるものの、ドローコードはよくある紐タイプではなく輪っかのタイプでした。そのためサイズ調節をするためにこの輪っかをコマ結びにする必要があり、正直使い勝手はいまいちでした。
「5″Lightweight Shorts」では紐タイプとなりサイズ調整が容易にできるようアップデートされています。またウエスト周りのゴムもより硬いものになっているようで、紐で調整する前のフィット感も良くなりました。
背面のポケットの安心感が増した
「Lightweight Shorts」は軽量化を図るために背面のポケットがジッパーでなくフラップになっています。しかしながらこのフラップの淵にゴムが入っていなかったため、スマートフォンなどを入れて走るとポケットから飛び出してくるという問題がありました。
「5″Lightweight Shorts」ではフラップの幅が広くなり、また端にゴムが入ったことで中の物が飛び出しづらくなっています。例えば、スマートフォンと鍵をもってジョグをするといったシーンであれば、ウエストポーチを用意する必要がなくなりました。また、レース時のジェル入れとしても使うことができます。
ただし、ポケット自体が伸縮性のある素材ではないため、ポケットの中で物が動く部分についてはまだまだ改善の余地がありそうですね。
「5″Lightweight Shorts」と「Lightweight Shorts」との比較
まずは重さから。
「Lightweight Shorts」のSサイズが実測で111g。
「5″Lightweight Shorts」の重さは実測で121g。
前作からゴムの素材が変わりハリ感がでたせいか、丈が短くなったにも関わらず重さは増えました。
次に丈。
「Lightweight Shorts」は膝上丈で普段着としても着れる丈感でしたが、「5″Lightweight Shorts」は2インチ短くなったことで前腿まで出る丈となりました。
丈が短くなった分走るときの突っかかり感は少なくなりますが、普段着としては少し憚られる丈感でもあります。
「Lightweight Shorts」は街履きからランニングにそのまま移行したいシーン、「5″Lightweight Shorts」はレースやポイント練習などランメインで使用するシーンのような履き分けになりそうです。
「5″Lightweight Shorts」まとめ
この記事ではOnの「5″Lightweight Shorts」を紹介しました。
Lightweight Shortsは多彩なカラー展開が魅力ですので、23SSのモデルからは5″Lightweight Shortsもバリエーションのあるカラー展開となることを期待しています。