レース

【大会レポ】東京レガシーハーフマラソン2022

2022年10月16日に開催された東京レガシーハーフマラソンに出走してきました。

ハーフなので東京マラソン超えの抽選倍率かと思いきや、高い参加費により二の足を踏んだランナーも多かったこの大会。出走してみるとまた来年も参加したいと思えるレースでした。
(2023年はMGCと同日開催とのことで抽選倍率が上がるかもしれないです)

大会の特徴

東京レガシーハーフマラソンは東京オリンピックのレガシーを継承することを目的に創設され、新国立競技場発着の東京オリンピック/パラリンピックのマラソンコースの一部を使用し、東京の街中を駆け抜けることができる大会です。

2022年が記念すべき第一回大会でした。

新国立競技場をスタートし、市ヶ谷、水道橋、神田を過ぎ日本橋で折り返します。その後は、一度皇居方面に向かいまた折り返し、きた道を新国立競技場まで戻るコース。
先頭後続のランナーとスライドし続けるため、走りながらトップ選手や仲間への声かけもできます。

レース前日

レースの前日、前々日に事前受付があり、ナンバーカードを現地で受け取るスタイル。
しかしながら好きな時間に行くことはできず、あらかじめHPで予約した時間枠で受付する必要があります。

また、事前受付の準備として、健康チェックシートの記入・顔写真の登録・PCR検査問診票の入力を済ませておく必要がありました。

予約した時間にあわせて指定されたゲートに向かうと長蛇の列が。まずは事前登録した顔写真を用いた本人確認を実施しました。その後は、PCR検査、ナンバーカードの受け取り、参加賞Tシャツ受け取りと進んでいき、全て完了するまでの所要時間は約30分でした。

というのも、毎回スマホでチケット画面を表示し、受付スタッフがそれに電子スタンプを押すという作業が発生するため、どうしても時間がかかってしまいます。私が訪れた時間は前日16時ということもありスタッフの方もだいぶ慣れているようでしたが、受付開始時はランナーもスタッフも不慣れなために結構時間がかかっていたようです。

代理出走を減らすための手段としては有効だと思いますが、このシステムがスタンダードになるにはまだだいぶ時間がかかりそうです。

受付が一通り完了するとそのままEXPO会場に入ります。会場からフィールドにも立ち入ることができました。

レース当日(開始まで)

指定されたゲートから競技場内に入ることができます。手荷物検査(缶、ビン類の持ち込み禁止)および前日受付と同様の顔認証をパスする必要がありました。

競技場内にて荷物を預けたのち、スタートブロックに向かいます。私はBブロックでしたのでトラックに向かうために地下通路へと案内されました。

トラックからは迫力のある国立競技場の光景が広がっていました。

スタートセレモニーが行われ、車椅子の部が先行してスタート。その後マラソンの部がスタートします。

なお、レースの服装はこちら

当日の服装

(ウェア)On TankT
(ウェア)2XU MCSランコンプショーツ
(ウェア)Runtage アスリートサポートソックス 足袋タイプ
(サングラス)Airfly AF303
(シューズ)ASICS MagicSpeed
(バッグ)PULSE BELT

ASICSのカーボンシューズであるMagicSpeedで走りました。

レースの様子

トラックスタートということもあり思うように進まず。Bブロックスタートでスタートを通過したのは号砲から約3分後。

感覚的にですがブロック分けがランナーの走力と対応していない様子。タイムを狙って飛び出すランナーと雰囲気を楽しむためにゆっくりとスタートしたいランナーが混在し、危ないシーンも見られました。

競技場を出ると四谷四丁目交差点まではだらだらした登り。そこから富久町西で曲がりつつ市ヶ谷まで下っていきます。

そこから日本橋の折り返し地点まではほぼフラット。自身のラップも4’15/kmで安定していました。

また、途中の神保町の交差点では3方向のスライド地点がありトップ集団とすれ違うことができました。

12kmを過ぎたあたりで皇居方面に。丸の内のビル群と皇居を眺めながら走ります。

折り返しを挟み残り6kmは来た道を戻ります。

市ヶ谷の防衛省前からはきつめの登り、そして富久町西の交差点でまた下ります。後半足が辛い中でのアップダウンですが、一気に登ってゆっくり下るコースのため想像よりもしんどくなく、むしろ気持ちよく駆け下ることができました。

そしてそのスピードを保ったまま新国立競技場へゴール。このゴールするまでの瞬間がこの大会のハイライトと言えるでしょう。

道路から競技場のフィールドに入るための通路を経て見える国立競技場の景色。暗い通路と開けたフィールドのコントラストが絶妙。ゴールしたランナーにしか味わえない感動でした。

結果はネットタイムで1’33’01とハーフマラソンのPBを更新することができました。

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