この記事では、On史上最大級のCloudTec®を使用し柔かなクッショニングと反発性をもつCloudmonster（クラウドモンスター）を紹介しています。
・クッション性の高いランニングシューズを探している
・OnのCloudmonsterが気になっている
On「Cloudmonster」とは
クラウドモンスター：On史上最大のCloudTec®が実現する超ド級のクッショニングとエネルギーリターン。ロードを爽快に駆け抜けるモンスターシューズです。
出典：On公式サイト
On「Cloudmonster」は2022年春に発売されたロードランニング向けシューズ。Onの代名詞であるCloudTec（チューブ状のソール）を一番多く採用し、高いクッション性と反発性を持ち名前の通りモンスター級のシューズとして知られています。
発売当初はどこの店舗でも売り切れるほどの人気でしたが、6月にオールブラックモデルが発売開始となったタイミングで手に入れることができました。
そんな「Cloudmonster」の特徴は以下のとおり。
私は26.5cmのBlackを購入しました。ちなみに、他に持っているOnのシューズ「Cloud」「Cloudventure」「Cloudstratus」は27cmを履いています。「Cloudmonster」は幅広モデルではないのですがいつものように27cmを試し履きしたところ、思ったよりもつま先に余裕があるサイズ感であったためハーフセンチ落としました。「Cloudstratus」と比べるとアッパーが柔らかめなので余裕を感じたのかもしれません。
Onの公式アカウントより、他のカラーはこんな感じです。
履き心地と「Cloudstratus」との比較
購入してから約2ヶ月で130kmほど走りました。
それまではジョグシューズとして主に「Cloudstratus」を使用していたこともあり、「Cloudmonster」で初めてジョグをしたときの第一印象は「軽い」、そして言葉で上手く表現できないのですがスカっているような接地感覚。前評判から想像していた履き心地と最初の感覚がずれていたため、「Cloudstratus」の方が好きだなが正直な感想でした。
しかしながら、「Cloudmonster」で何回かジョグを繰り返すうちに印象が変わりました。カーボンシューズのような反発性とはまた違うのですが、素直に走ると自然とペースが上がってくる。そして、厚底なので足へのダメージも少ない。「Cloudstratus」がドンドンとしっかり接地しながら走る感じに対し、「Cloudmonster」はタッタッと回転数を上げて走ることができるシューズという感じでしょうか。
「Cloudstratus」と比べると重量は30g軽いのにも関わらず、ソールの厚みは「Cloudmonster」の方が大きいです。CloudTec二重構造の「Cloudstratus」に対し、「Cloudmonster」はCloudTecを6角形とすることで、接地時に潰れて戻る際により反発力が出るようになっています。
アッパーは「Cloudmonster」の方が柔らかめ。ホールド感が弱いので普段よりも一つ小さなサイズを選んでも良いかもしれません。
ヒールカップは硬めでしっかりと足首をホールドしてくれます。「Cloudstrauts」のようにガイドは入っていません。
レースシューズとしてのターゲットを考えると、「Cloudstrauts」が完走を目指す人向けなのに対し、「Cloudmonster」はサブ4からサブ3くらいまでを目指す人にも使えるのではないでしょうか。
Youtuberでトレイルランナーのくれいじーかろさんは「Cloudmonster」でフルマラソン2時間半以内でゴールされています。トップ選手がレースシューズとして選ぶくらいのスペックをもつ、まさにモンスターな一足ですね。
気になる耐久性は
購入して2ヶ月、走行距離130km+普段使いした後の状態は以下の通り。
足の形に沿って少しシワが出てきましたが、それ以外に目立つ消耗はありません。
走り方の癖も原因ではありますが、前足部外側と踵側のグリップが多少削れています。とはいっても、中足部の雲マークがなくなるタイミングが寿命の目安なのでまだまだ使えるレベル。これからもガンガン使っていきます。
On「Cloudmonster」まとめ
この記事ではOn「Cloudmonster」を紹介しました。
「Cloudmonster」はその名の通りモンスター級のシューズ。ジョグからレースまで使える一足です。