この記事では、Onのフルカーボン超軽量シューズCloudboom Echo(クラウドブームエコー)を紹介しています。
・軽量のレースシューズを探している
・OnのCloudboom Echoが気になっている
On「Cloudboom Echo」とは
クラウドブームエコー:カーボン製Speedboard®搭載の超軽量シューズ。エリートアスリートとのコラボで誕生。マラソンやロードレースで自己ベスト更新を狙う人へ。
出典:On公式サイト
On「Cloudboom Echo」はカーボンファイバー製のSpeedboardを使用したレーシング向けシューズ。Onの代名詞であるCloudTec(チューブ状のソール)とデザインはそのままに、Speedboardをカーボンにしたことで高反発性を実現、またアッパーの作りをミニマルにすることで軽量化が図られています。
そんな「Cloudboom Echo」の特徴は以下のとおり。
私は26cmを購入しました。ちなみに、他に持っているOnのシューズ「Cloud」「Cloudventure」「Cloudstratus」は27cm、「Cloudmonster」は26.5cmを履いています。
試し履きをしたところ、アッパーの素材が柔らかくつま先が余るサイズにすると中で足が動いてしまったため26cmを選択しました。
カラーは一色ですが、シンプルで他のブランドにはないデザイン。
履き心地は
購入してから約100kmほど走ってみました。また、2022年11月の富山マラソンでも使用しています。
レースシューズとしてはASICSのMagicSpeedを主に使っていますが、それに比べると反発は弱めだと感じています。
ただし、他メーカーの厚底シューズと比べ靴底が低くつま先が大きく上がったロッカー構造になっています。このロッカー構造がこのシューズの特徴だと思っており、踵から着地しても靴の構造でうまく転がってくれるためヒールストライクのランナーでもカーボンプレートの恩恵を受けることができます。また、靴底が厚すぎないため接地時に安定感があります。
トップ選手が履いているような他メーカーのモデルは中足部から前足部で接地した際に最も効果が得られるような作りになっているため、私のような陸上経験がなくフォームができていないランナーにはメリットを最大限に享受することができません。
一方で、「Cloudboom Echo」は走り方に癖がないシューズですので、多くのランナーがフルカーボンの恩恵を受けることのできるシューズだと感じています。
富山マラソンで使用した際も不安定さを感じることはなくキロ4分40秒ペースで最初から最後まで走り切ることができました。
レース以外ではスピードトレーニングでも使用しており、軽さのおかげでキロ3分30秒といった速いペースも簡単に出すことができます。
気になるポイントは
使用して感じた気になる点はサイズ選びの際にも感じたアッパーの柔らかさです。
ホールド感が今ひとつのためソックスによっては中で足が滑る感覚があります。滑ってしまうと力を上手くシューズに伝え切ることができないため、効率よく走ることができません。
インソールを変えることで改善できるポイントではありますが軽量というメリットが失われてしまいますので、「Cloudboom Echo」に合う滑り止めのついたソックスを探しながら履いています。
また、靴紐の摩擦が弱く走っていると解けてしまうのもマイナスポイント。こちらも結び方で改善は可能ですが、二重結びにすると脱ぎ履きが意外と面倒くさくなってしまいます。
On「Cloudboom Echo」まとめ
この記事ではOn「Cloudboom Echo」を紹介しました。